茶葉本来の鮮やかな緑色と上品な香り
GREEN TEA
「緑茶」は、発酵していないお茶の総称です。生の茶葉を加熱して酸化酵素の働きを初期の段階で抑えることで、茶葉が本来持っている綺麗な緑色のお茶になります。サラッとした口当たりと上品な香りを持つ煎茶もその一種で、その他にも玉露・玄米茶・抹茶などもすべて緑茶に含まれます。静岡茶をはじめとした茶葉の選定から加工まで妥協することなく仕上げた、こだわりの詰まった緑茶をぜひ味わってみませんか。
淹れ方一つでぐっと味が変わります
日本人にとって身近な「緑茶」ですが、実は奥が深く、淹れ方一つでぐっと味が変わります。例えば、緑茶の代表格ともいえる煎茶は、茶葉の量はティースプーンで中盛り1杯(2g)、2人分は2杯(4g)が目安です。お湯の温度は、70℃～80℃の低温で長めに抽出すると甘みや旨味成分が程よく溶け出し、美味しくいただけます。もちろん、旨味・渋み・甘さの感じ方やお好みは人それぞれなので「正解」はありません。静岡茶を飲まれる際は、ぜひ淹れ方にもこだわってみてください。お茶の美味しさを再発見できるかもしれません。
様々な工程を経て作り上げた茶葉
美味しいお茶をお届けするためには製造の過程も重要です。栽培農家から静岡茶をはじめ茶葉を仕入れ、発酵が進む前に蒸して酸化酵素の活性を止め、緑茶が持つ独特の香味を引き出しながら茶葉に柔軟性を持たせて揉みやすくします。熱によって茶葉の品質が低下しないようにすぐに冷却し、荒揉や揉捻、中揉で丁寧に乾燥させた後に最後に余分な水分を搾り出します。乾燥させすぎると風味が落ちてしまうので絶妙なバランスで最後の乾燥を行い、芽・葉・茎・粉など形状ごとにふるい分け、色によって選別した煎茶や棒茶を焙煎して仕上げます。
奥深い味わいをぜひご堪能ください
より美味しいお茶美味しいをお届けするために、茶匠が静岡茶をはじめ全国各地の栽培農家から茶葉を仕入れ、それぞれの茶葉の良さが活かされるように火入れや乾燥、揉み具合など絶妙な加工の仕方で緑茶を作り上げております。「若蒸し茶」や「深蒸し茶」など蒸し時間によって味や香りが変わってくるので、そのような違いを考慮した上でブレンド比率を変えるなど、絶妙な加工の仕方こだわって作られた本当に美味しいお茶を味わっていただけます。
